その他
主要活断層帯ベクトルタイル配信API
指定したタイル座標における主要活断層帯のベクトルタイルを提供します。
バージョン
1.0.0
リクエストURL
https://www.j-shis.bosai.go.jp/map/xyz/major_fault/version/
case/z/x/y.mvt?options
case/z/x/y.mvt?options
目次
リクエスト
– URL
– パラメータ
レスポンス
– ステータスコード
– 正常ケース
– エラーケース
– エラー分類コード
リクエスト
URL
URL中の太字はリクエストパラメータを示し、上付き番号はパラメータ一覧表のNoに対応します。
https://www.j-shis.bosai.go.jp/map/xyz/major_fault/version1/
case2/z3/x4/y5.mvt?options6
case2/z3/x4/y5.mvt?options6
パラメータ
APIのリクエストパラメータは以下の通りです。パラメータは大文字・小文字を区別して指定して下さい。
No | パラメータ | 省略可否 | 説明 |
---|---|---|---|
1 | version | 必須 | 地図バージョン
|
2 | case | 必須 | 確率ケース
|
3 | z | 必須 | ベクトルタイルのズームレベル。4~16の整数値。 |
4 | x | 必須 | 指定したズームレベルにおける、ベクトルタイルの経度方向の座標。0以上の整数値。 |
5 | y | 必須 | 指定したズームレベルにおける、ベクトルタイルの緯度方向の座標。0以上の整数値。 |
6 | lang | 省略可 | レスポンスの言語
省略した場合…ja |
レスポンス
ステータスコード
データを正常に取得した場合は、HTTPステータスコードに200を設定し、正常ケースのレスポンスを返します。エラーが発生した場合は、以下のHTTPステータスコードを設定し、エラーケースのレスポンスを返します。
HTTPステータスコード | 説明 | |
---|---|---|
400 | Bad Request | リクエストURLに間違いがあることを示します。
例:サポートされていない値を設定した。 |
403 | Forbidden | リクエストが拒否されたことを示します。
例:リクエストの上限を超えた。 |
500 | Internal Server Error | 内部エラーが発生したことを示します。 |
503 | Service Unavailable | サービスが一時的に利用不可であることを示します。 |
正常ケース
MVT形式
MVT形式のレスポンスは以下の通りです。
属性
属性 | 説明 |
---|---|
Layer name | レイヤ名
|
Geometry | ジオメトリ種類
|
Feature Count | レスポンスに含まれるジオメトリの個数 |
ジオメトリの属性(確率ケースが平均ケースの場合)
属性 | 説明 |
---|---|
mvt_id | ジオメトリのID |
LTECODE | 断層コード
指定可能な断層コードの詳細は断層コード規約を参照して下さい。 |
LTENAME | 断層名称 |
FLT_ID | 断層面ID 例:F016224_00001 |
LON | 基準位置経度 |
LAT | 基準位置緯度 |
DEP | 上端深さ(km) |
LEN | 断層長さ(km) |
WID | 断層幅(km) |
STR | 走向角(度) |
DIP | 傾斜角(度) |
PROC | 確率過程
|
ALPHA | ばらつき
確率過程がBPTの場合のみ |
AVR_AVRACT | 平均活動間隔(年) 不明な場合は-999.0となります。 |
AVR_NEWACT | 最新活動時期(年前) 不明な場合は-999.0となります。 |
AVR_T30P | 30年発生確率 |
AVR_T50P | 50年発生確率 |
MAG | マグニチュード 正の場合は気象庁マグニチュードを示し、負の場合はモーメントマグニチュードを示します。 |
ジオメトリの属性(確率ケースが最大ケースの場合)
属性 | 説明 |
---|---|
mvt_id | ジオメトリのID |
LTECODE | 断層コード
指定可能な断層コードの詳細は断層コード規約を参照して下さい。 |
LTENAME | 断層名称 |
FLT_ID | 断層面ID 例:F016224_00001 |
LON | 基準位置経度 |
LAT | 基準位置緯度 |
DEP | 上端深さ(km) |
LEN | 断層長さ(km) |
WID | 断層幅(km) |
STR | 走向角(度) |
DIP | 傾斜角(度) |
PROC | 確率過程
|
ALPHA | ばらつき
確率過程がBPTの場合のみ |
MAX_AVRACT | 平均活動間隔(年) 不明な場合は-999.0となります。 |
MAX_NEWACT | 最新活動時期(年前) 不明な場合は-999.0となります。 |
MAX_T30P | 30年発生確率 |
MAX_T50P | 50年発生確率 |
MAG | マグニチュード 正の場合は気象庁マグニチュードを示し、負の場合はモーメントマグニチュードを示します。 |
レスポンスサンプル
リクエストURL
https://www.j-shis.bosai.go.jp/map/xyz/major_fault/Y2022/
MAX/4/14/6.mvt
MAX/4/14/6.mvt
以下の表示例は、
https://www.j-shis.bosai.go.jp/map/xyz/major_fault/Y2022/
MAX/{z}/{x}/{y}.mvt
MAX/{z}/{x}/{y}.mvt
を、QGISを用いて30年発生確率で色分けしたものです。
表示例を作成するためのスタイルファイルはこちらからダウンロードできます。Style Specificationに基づいています。

主要活断層帯ベクトルタイルの表示例
エラーケース
エラー分類コード
エラー分類コードは以下の通りです。
分類コード | 説明 |
---|---|
INVALID_REQUEST | 指定したリクエストに誤りがある。 |
UNKNOWN_ERROR | 未定義のエラーが発生した。 |
以下の例はHTML形式エラーレスポンスのサンプルです。
レスポンスサンプル
リクエストURL
https://www.j-shis.bosai.go.jp/map/xyz/major_fault/Y2022/
AVRA/6/56/24.mvt
AVRA/6/56/24.mvt
HTML形式エラーレスポンス
<!DOCTYPE html> <html> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>Bad Request</title> </head> <body> <p>Error: INVALID_REQUEST</p> <p>Supported options for [ case ] are : AVR / MAX</p> </body> </html>