その他
中央構造線断層帯で発生する地震の「発生パターンと付与する重み」
J-SHIS Mapの2018年版以降の地図で、中央構造線断層帯の震源断層をクリックし選択すると、地震活動モデルウィンドウに「発生パターンと付与する重み」の一覧表が表示されます(図中の赤枠部分)。「発生パターン」列の傾斜角は、震源モデルの傾斜角を表しています。

中央構造線断層帯の発生パターンと付与する重み
全国地震動予測地図2018年版から、中央構造線断層帯については、断層傾斜角の不確かさを考慮して中角度(40度)と高角度(90度)の場合をそれぞれ計算し、確率論的地震動予測地図では2:1の重みをつけて反映しています(金剛山地東縁区間を除く)。一覧表の「重み」列の値は、この値を表しています。
このため、条件付超過確率地図では、断層を選択した後、地震活動モデルウィンドウの「発生パターンと付与する重み」の一覧表から、発生パターンを1つ選択する必要があります。発生パターンを選択すると、地図上に分布図が表示されます。

中央構造線断層帯の条件付き超過確率地図の表示(震度5弱以上となる確率)